工作機械の稼働LOGデータを収集・リスト化するシステムを開発しました。

この機械では1日に300~350個の製品を製造しており、1加工毎にLOGデータが生成されます。特定のデータを検索しようとした場合、一つ一つファイルを開いて製品に紐づいたバーコードデータを確認し特定する必要がありました。

そこでデータ収集PCをLAN接続し、弊社制作の常駐プログラムを動作させ課題を解決しました。

工作機械内のLOGデータフォルダを常時監視。LOGデータを見つけたらデータ収集PC内の日付毎に分かれたフォルダに移動、ファイル内から必要な情報を抜きだし、リスト化したEXCELファイルを出力する仕様としました。

ソフトのメイン画面はリスト化したEXCELファイルとほぼ同様な表示としました。LOGデータを取込むと自動的に画面が更新されます。通常は画面でデータの確認を行えます。

メイン画面

システムでデータをリストする事によって、問題が発生した製品の加工状況の確認が容易になり早期問題解決、課題解消に役立てるかと思います。